Fユニオーレン(U8) 競技規則

基本ルール

U8の試合は、約35メートル×50メートルの少し小さめなフィールドで行います。プレー人数は7人(フィールド6人+ゴールキーパー1人)で、20分ハーフ(ハーフタイム5分)で戦います。ドイツではフィールドのサイズを小さくして、人数を7人に減らすことにより、大人のサッカーと同じ感覚でサッカーができると考られていることから、このスタイルが広く一般に採用されています。また、タッチラインの長さを短くするなどフィールドサイズを限定することで、1対1の場面やゴールシーンが増えることもこのセッティングの魅力の一つです。試合球は4号級、ゴールは少年サッカー用ゴール(約5m×2m)を使用します。

フェアプレー・リーグ

サッカーをする楽しさをより際立たせることを目標に、ドイツの小年サッカーリーグではアーヘン市に端を発したフェアプレー・リーグ制度が導入されています。フェアプレー・リーグは、子供たちにフェアプレー精神だけでなく、責任感や意思表現を教えることを目標としております。子供たちは余計なことに気をとられることなく、ボールと対戦相手だけに100%の集中力を注ぐことが可能となります。フェアプレー・リーグには、大きくわけて次の3つの基本ルールがあります。

1. フィールドから離れた場所にファンゾーンを設置
保護者・観客は、フィールドから約15メートル離れた場所に設置された「ファンゾーン」で試合を観戦することが義務づけられます。観客をフィールドから遠ざけることにより、子供たちは静かな環境でサッカーに集中することができます。約15メートルの距離を設けることにより、保護者の声援は子供たちの耳に届きますが、技術指導を行うことは困難となり、子供たちがコーチの指示に集中できるというメリットもあります。

2. コーチングゾーンの設置
両チームの監督と控えの選手たちは同じ「コーチングゾーン」を共同で利用します。それにより監督同士トラブルを最小限に抑えて、両チームが協力してゲームを成功に導こうとする共通意識が芽生えます。両チームの監督には、勝ち負けにこだわり過ぎるのではなく、子供たちがフェアーでクリーンなゲームを楽しめるように心がけることが求められます。

3. 子供たちが審判
フェアプレー・リーグに審判員はいません! というのも子供たち自身が審判員を務めるからです。選手一人一人が責任を持って、フェアプレー精神にのっとり判断を下します。小学校低学年の子供たちは、いろいろなことを素早く吸収して身に付けることができる「ゴールデンエイジ」の子供たちです。フェアプレー・リーグ制度を採用することで、フェアーでクリーンなサッカーをできるかどうかは、自分たち次第であるという意識を植え付けます。万一子供たちだけでは解決できない問題に直面した場合は、両チームのコーチがサポートします。試合時間は監督が計ります。

特別ルール

U8では次の特別ルールを採用します。
– オフサイドなし
– ゴールキーパーへのバックパスを手で取ってもオッケー
– フリーキックは全て直接
– ゴールキックの代わりにスローでもオッケー
– イエローカード/レッドカードなし
– ファウルスローなし
– コーチングゾーン内での選手交代は自由